4月: 大学に慣れてきた


これまでの振り返り

[開発]なにもできなかった
[CTF]ほぼ毎週出た。4/5-4/9 TJCTF(30位) 4/19-4/26 angstromCTF(79位) 復習はできなかった。
[競プロ]まじで何もできなかった
[Misc]OS本まったく手がつけられなかった。

これから

[CTF]毎週出る、復習もする
[Misc]自作OS本を読む

考えたこと

 よく考えたら僕は3年ほど普通の社会的な生活を送らずに、この4月からいきなり社会的なリズムに入ったので、本当に生活リズムゲームをうまくこなすのが大変だった。一応今まですべての講義に出席できているのは嬉しい。前期はとにかく大学に集中するつもりでいくので、定期的に行く必要のあるサークルには入らなかった。(ゆるいサークルに入った)
 久々に努力ということについて考えたので、なんか書く。僕は努力型ではあるけれど人生の中で本質的な努力をしたと思える瞬間は数えるほどしかなくて、それがずっと後悔として残っていて、全力で生きているわけではないことに少し悲しみを覚えたりする。かといって、毎日後悔しているわけでもなく、日々忙しく過ごすうちにその痛みは薄れて、かすれて、わからなくなっていく。僕の中での本質的な努力とは、今の自分が届かないものに対して、届かないと分かっていても精一杯手を伸ばすこと。でも忙しさとか、不安とか、惰性とかに流されてしまうことは多くて、この一ヶ月は特に慣れない生活で疲れて家に帰ったらCTFをして風呂に入って音楽を聴いているうちに寝てしまってという生活を繰り返してきた。僕は、こんな生活がしたかったんじゃなくて、もっと欲しかったものがあるはずで、それを手に入れるためにここに来ていて。この一ヶ月、いったい僕はどれだけ自分が望むものに向かって手を伸ばせたんだろうか、と考えると、やっぱりまだまだだなあと思ったりする。
 人生は短くて、心を忘れて惰性に走るほどの余裕はない。この世に産み落とされたからには、どこまでも自分が見てみたい景色を追い求めて努力をしてみたいと思う。
 来月も楽しく人生やっていくぞ〜!

3月: 大学に受かった

このブログ割とつらみしか書いてないけど就活の時大丈夫かな。そのときはそのときか。


これまでの振り返り

[開発] gkctfなんもできてない。Reactを少し学ぼうとした。Reactの方が自分に合っているかもしれない…
[CTF] mitsuさんと二人チーム「StarrySky」( https://ctftime.org/team/73936 )を組んだ。復習が全くできてないのでまずいんだけど、この前のUTCTFで2問解けたのはとても気持ちよかった。昔より確実にできるようになっている。
[競プロ] 唐突にRustでC問題を埋め始めた。精進記録を見返すと、どうやら真面目にやったと言えるのは去年4,5月くらいであとはコンテストにたまに出るくらいだったので、今年はちゃんとやりたい。レートを溶かしていいからコンテストに出ていくぞ。
[Art] なんもできてない…
[機械学習] これも手をつけてない
[Misc] なにやってんだろうと思ったら、低レイヤに時間が吸われていた。暗号本もよくわからないし、Rust本もわからない。でもOS本は分かる。だけど僕の学ぶ速度がゆっくりすぎる。時間を溶かすしかない。


これから

[開発] 作り切る、コードを書くことを大事にする。でもローペースで。
[CTF] 毎週出る。復習をする。Writeupは公開しない方針で行く。
[競プロ] 4月終わりまでにC問題をRustで埋めきる。これからはRustを使ってやっていこうと思う。あと、APG4bPythonを3月終わりまでにある程度埋める。
[Misc] OS本に全振りする。(4月終わりまでに読み切る)とにかくやりきることが大事なので、一冊読み切ることを大事にする。


考えたこと

 旅行とか入学手続きで切り替えが多くてまとまって集中することができない。こういうとき自分は不利になりがちなので、気合を入れて乗り切りたい。時間を作ること、その中で集中することを意識していく。あと、朝に競プロをする時間を持つ。ねじ込まないとやらないので。
 これまでは将来とか考えすぎて手が止まっている気がした。もっといろいろな情報に触れて、手を動かして理解していきたい。
 大学生活が始まるということはとても怖い。まずはしっかり出席して単位をとることを頑張りたい。再優先事項を大事に大事にして生きていきたい。前期はそんな感じで、後期で余裕が出てきたらもう少しインターンとかバイトとか考えたムーヴをしていきたい。焦らず、のんびり、でも毎日着実に努力を続けていけばきっとなんとかなるはずなので。

何か書きたくなった

 よく分からないけど入試まで一週間を切った。本来ならそちらに集中したいけどよく分からないもやもやを抱えているので、つらつらと不安と希望を書いて気持ちを発散していきたい。もともとここはポエムの書き捨て場だし、気にすることはなかろう。もし熱心に読む人がいたら申し訳ない。

 

どうしたいのか?

 人生の生きにくさは、自分で自分の道を決めなければならないだるさと、それでいて自分の決定というものが環境に規定されていることに通じると思う。決定的な手続きにより幸せが保証されるわけでもなく、人生はいつだってハードモードにできている。誰かの人生を見て不安になったり、一方では自分の方がましだから俺はもっと頑張る必要があるなどと自らを責めたりする。しかし人生は一回きり。周りを見ている暇はない。じゃあ、自分はどうしたいのか?
 どうどうめぐりをいつだって抜けられない。自分はどうしたいのか?という問いに対する最適な答えはいつだって、「お金が十分にもらえて人権の保証された環境で一生を送りたい」みたいな感じになる。5000兆円欲しい!というやつだ。でも、そんなに話はうまくない。自分には実力があるわけでもなく、キャリアがあるわけでもなく、影響力もなく、コネもない。こんなド田舎ではバイトに通うまでの道のりで人生の大半を消費してしまうし、僕はそもそもステップを踏んで社会に復帰していく必要がある。大学に入る。大学にきちんと通う。テストを受ける。これらすべて当たり前のことが、東京にいたころにはできなかった。いつまでもその頃の暗い渦が僕を眺めていて、親もそのことを僕に突きつけてくる。一度潰れたものは、二度と潰れないという保証や証明が不可能になる。人生はいつだってハードモードにできている。どうしたいのか?その問いの前に解決しなければならないことは山ほどあり、僕はそれに対する答えを行動でしか示せないし、もしかしたら一生示せないかもしれない。

 

後悔

 いつからこんなになってしまったんだろう。あきらかに道を間違えた瞬間がいつかあると仮定して自分の人生をなぞっていくと、いくつもの分岐を間違えていることに気づく。それは単体では決定的ではなく、積み重なっていつの間にか引き返せなくなったという方が正しい。後悔は今のところない気がするけど、こうして幾度も過去を思い出して悲しくなってしまうのは、傍から見れば後悔そのものだろう。つまりは強がりなんだろうか。
 道を修正することや、新しく道を切り開いてジャンプするにはエネルギーがいる。それは一般に希望と呼ばれていて、僕はずっとずっとそれを消費して前に進む力に変換してきた。ある程度楽天的なら無限にそのエネルギーが生み出せるけど、もともと考えたがりで悲観しがちな僕は、例えばこんな気圧の低い日になるとすぐに希望がなくなってしまう。幸い、東京にいたころと違い、暗く深い渦に飲み込まれることはなくなったけれど、やっぱり能率は下がるしなかなか思うように動けなくなる。鉛のベストを着ているようにやる気が出ずぼーっとしてしまう。一体こんなんで本当に社会に戻れるのか?大丈夫なのか?その問いに対する答えは行動でしか示せなくて、行動で示せなくなった僕はただただ悲しくなる。どこで道を間違えてしまったんだろうかと。

 

それから

 これからどうなるんだろう。人生はよく分からない。よく分からない闇の中を手探りで進み、ときどき自分がどれだけ進めたのか、その事実に押しつぶされそうになっては一休みしてまた立ち上がる。一体いつまで立ち上がるだけの力が残っているんだろう、立ち上がれなくなった時、それは何年もの時間を消費する。そしてそのとき、僕は生きていけるんだろうか。よく分からない人生の先端の先が楽しみになるのは、今の生活が、環境が、その安全が保証されているときだ。いつかは、いつかは僕にもそういう日がやってくるのだろうか。自分で自分の将来が楽しみになるような、そんな環境をつかみ取れるようになるんだろうか。そんな日が来たらいいなぁ、いいなぁと切に願う。

なんかもやもやが輪郭を持ち出して、捨てられそうな形をしてきた。やはり文章は偉大だ。悩みやもやもやは書き出して忘れて音楽聴いて踊って寝ればよい。そうすれば、また明日から命を燃やして頑張れる。

2月: 年が明けました

 11月に風邪でダウンしていたのと、受験を意識してあまり生産的なことができていなかったので、しばらくブログを更新していませんでした。でもなんとなく更新したくなったので書きます。


1月までの振り返り

[開発] gkctfはちょっと今の自分には大きいプロジェクトだったかもしれない。設計とかがぐちゃぐちゃになっているのでいったん休み。もっと設計を学びたいという気持ちが強くなって、小さく作って失敗するという経験がしたいと思いました。そこで、firebaseでフロント+realtimeDB構成のミニミニゲームを作ってとある方からコードレビューを頂きました。データの流れとか、責務とか全く意識せずやってきたので慣れるまで時間がかかりそうですが、gkctfにも生かせそうでひとまず成功。
[受験勉強] なんと!センターは合計で3年分くらいしか解きませんでした…何やってたんだろうか。でも本番では無事に出願できるくらいの点数がとれてホッとしました。二次試験がもうすぐですね。頑張ります。
[CTF] なんと!全くお休みせずにCTFに出まくっていました。とはいえ解けるものは少なく、問題集めてWriteup集めて俺は受験後に絶対復習するぞ~~~!という気持ちです。唯一、NeverLANCTFで一人チームで出て、上位20~25%に入れたのでうれしかったです(初めてのイベントCTFでは上位50%だった)
[競プロ] コンテストに出るのはお休みして、アルゴリズムを人に教えるために隣接リストなどのArrayの一段階上くらいの基礎的なデータ構造を学んでいます。JavaScript-Algorithms (https://github.com/trekhleb/javascript-algorithms)のデータ構造Bをやっている。
[Animation] なんもしてない…
[機械学習] なんもしてない…
[Misc] ハッキングラボという本を買いました。それと、CTF初心者向けの記事をQiitaに上げたいと思っていて、CTF向けの、アセンブリの入門記事を書いています。四則演算くらいしか書いていませんが、それくらい軽くても結構な分量になりますね…他には、Cコンパイラを作りかけて放置しています。


受験終わったらやりたいこと

[開発] gkctfの設計をもう一度見直す。まだダメそうなら小さく作って失敗をもうちょい大きめの規模でやってみる。あと、gkctfの目標が明確になりました。CTFdというCTF運営ご用達フレームワークがあるんですが、これの縮小版を作ってみたいです。あまり差別化は意識していなくて、firebaseをもとに身内でミニCTFをしたい人の役に立つかも…?くらいの気持ちで作ります。
[CTF] 毎週出る。復習をする。
[競プロ] データ構造の基礎に詳しくなる、人に教えられるレベルになるまできちんとアルゴリズムを理解する。アルゴリズムにとっつきにくい人向けに、話のネタをストックしたり、教育的な導入の仕方について考えたい。js-algoが終わったら、open data structures (https://github.com/spinute/ods)を読んでいこうと思っています。モチベーションとして、レートよりも精進量や知識の方が欲しい気分になっています。とはいえコンテスト直前直後のTLのお祭り騒ぎは好きなので、受験終わったら毎週AtCoderに出ていきたいです。
[Art] 絵を描く練習する!ピアノも練習続ける。
[機械学習] pwc (https://github.com/zziz/pwc)を読んでいく。本を読む。
[Misc] アニメをたくさん見る。暗号技術のすべてとディジタル回路設計とコンピューターアーキテクチャを買って読む。Cコンパイラを作る。そのあと、30日OS自作本をやる。


考えたこと

 やっぱり人間できることには限界がありますね。限られた時間で、一度きりの人生で、やりたいことはたくさんあってもままならないものです。
 機械学習に対して、うーむ、このままブームが続くと信じてもいいのか?という気持ちになってきました。CV系はもう研究が細部にわたってきて、実用化フェーズに入ってしばらく経っている気がするし、サーバーがオンプレからクラウドに変わったように、すべてがクラウドから提供されて我々はそのお世話をしたり仕様書に詳しくなることが仕事みたいな未来も十分にありえます。4年後卒業した時を見据えて動くとなると、ここは遠回りに見えるコンピュータサイエンスを本気でやっておくのが最善なのでは?と考えるようになりました。それと、CTFにはまってしまったので、できる限り詰めてみたいという思いもあります。とはいえ、CTFは企業のインターンにつながるか?といえばそれは違うと思うので、gkctfのようなプロジェクトをやっていくのも重要ではある。
 自分は将来的に、pixivとかdwangoのようにクリエイターに近い場所で働きたいと思っていて、何の役に立つんだろうと考えた時は自分の数学的なバックグラウンドを生かしたほうがよくて、でも現実問題、数学やるよりもフロントエンドをやる方がはるかに役に立って、でもフロントエンドだと他の人と差別化できる気がしなくて…なんか自信がなくなります。それと、将来的にCTOのような技術選定を行う立場になれたら楽しい(つらい)だろうなぁとも思っていて、その視点だと今のうちにCSとセキュリティを詰めておいたほうがよくて…要は迷っているんですよね。何をしても役に立つのは間違いないけど、そんなに遠回りするほど僕に時間はなく、近道をしてその分野が待ってくれるには4年間というのはあまりに長すぎて分野が消滅する可能性がある。やりたいことは無限に存在していて、それでいて限られた時間の中で個人ができることには限りがあるのです。ちょっと先を見据えるくらいで、あとは楽観的にとらえて、とにかく進むくらいがちょうどよさそうです。作りきること、小さくてもいいから成果を出して失敗して何らかのフィードバックが得られないか試してみること、そのへんが意識できて進みやすくなった気がします。きっちり受験乗り切ったら、また試行錯誤して進むぞ!

11月に向けて

10月振り返り

[開発] あまり進んでいない。gkctfsystemは、Vuejsの情報の持ち方とか、設計(コンテスト一覧と、コンテスト詳細情報と、ユーザーと、ユーザーのコンテストでの成績などの情報をどう構造的に持つか)がすごい慣れなくて試行錯誤を繰り返すうちに時間が消えていった。
[受験勉強] センター1年分しかやらなかった…広大模試でも数学半分くらいしかとれず、英語も現役より体力の衰えを感じてまじでやべぇと思った。
[CTF] hackoverと、SECCONに出た。SECCONは特に全く歯が立たなくて厳しい。
[競プロ] picoが終わって中旬あたりに突然精進がはじまっていくつか400を解いて記事を書いた。これ習慣にしたかったけど、詰み問ができると突然毎日のペースが落ちてやる気もなくなっていくので厳しい。蟻本読み通すとか、ある程度の典型が固まったらリズムが作れるんだろうか。それまでは知らないことに当たったら数日止まるみたいな状態になりそう。
[CSS Animation] ひさびさに1個作った(HEARTBEAT)一気に作れるようになって成長を感じた。もっとたくさんの映像を見て力を蓄えたいね。
[Misc] 本を買ったので読んだ。一気に読み通すことができるタイプの本は買ったらすぐに読んじゃうのがよい。今は機械学習を強化したいので、データ解析のための統計モデリング本を読んでいる。動機と必要な知識がインクリメンタルに積み上がっていく感じがわかりやすくてよい。

 

11月の目標

[開発] gkctfの作成 完成するか分からないけどがんばる というか今年中にやらないと駄目じゃないかな
[受験勉強] センター15年分やる
[CTF] ちょっとおやすみして、バイナリ周りを調べる
[競プロ] 毎朝400点に取り組むけど、知識をつけて後々速度上げることを重視して、ゆっくりでよい
[Animation] RustでCSSのパーサーを書いてcairoに渡すやつを書く アニメーションの自動中割りのアルゴリズムについて自分で考える
[機械学習] 二冊本を読んで実装する 一冊は読み切る
[Misc] 本を読みます

 

考えたこと

 まとめると、なんだか今月はいろいろな習慣を作ろうとして失敗したことが多い月だった。途中いろいろあって自己否定感が激しくなったり精神がつらくなってパフォーマンスが落ちたので、今月は何もしてない気がして厳しい。
 やったこと: 技術以外LTにdiscord上で参加した。人に何かを話すのは久々だった。小説「冬と競プロ」を書いた。創作の方向に気持ちが向いたのでピアノを弾いたり(Chrome MIDI APIというものを知った)、絵の練習をしていることが多かった。ここに一番時間使ったかもしれない。naglfarという、uint256_tさんが作っているブラウザのコードを読んだ。CSSについて理解しようと思ってRustで簡単なパーサーを書いているときにcss.rsがとても参考になっている。あとC0というアニメーション作成ソフトのソースを読んでいる(Macアーキテクチャ依存だったので動かせず、読むしかない感じになっている)
 CTFをして、競プロをして、創作をして、ソースコードを読んでいたら10月が過ぎ去ってしまった。何も作れなかったけど、振り返ると自分のやりたいことが整理できて、絞れたのでよかった。
 ポエムを書きます。僕は小さな頃から、体の調子が悪くてアレなとき、病気から復帰してもっとがんばろうと思ったときの原動力が常に物語にありました。それは本だったり、音楽だったり、アニメの形をしていて、命の恩人と言ったらおおげさだけど、自分を虚無とか闇の類から救ってくれたものだと思っています。だけど、それらに関わるには僕はもう年をとりすぎていて、趣味では物語を作ってみたりするけれど、仕事にはできないなぁと思っています。そういう、心の中に閉じ込めていた大事な思いのようなものが、どうやらCSS Animationを作ったりしたあたりからどうにも抑えられなくなって、将来はアニメーションに少しでも関わる職に就きたいなあという思いが強くなってきました。もともと機械学習がおもしろいなと思っていて、数学が好きなのでそのあたりも活かせそうだし社会的な需要もあるしこれでいこうと思っていたので、アニメーションと機械学習の交差点の能力を強めていこうと思っています。dwangoがアニメーションの中割りをdeepでやろうとした研究とかが近いのかな。そういう、自分がどの道に行きたいのか再確認できたこと、やっぱり好きなものは好きでそれに向けてなら覚悟ができるということ、そういうことがわかったのは、この一ヶ月で大きかったと思います。クリエイターのお手伝いができるようになりたいし、あわよくば自分も物語を作ってみたい。がんばろう。

10月になりました

9月振り返り

 CTFを勉強する集まり、GrowthKeys内でバイナリ演習を開いた。そのためにバイナリ問を集めて、Firebase Realtime Databaseを使ったflag checkerとスコアボードのようなものを作った。とはいえ、DBを直接フロントに繋げる激ヤバ構成だった。早い方がいいと思って一日で作ったので仕方ないけど…
 次回の演習に向けた環境づくり。flag checkerとスコアボードの機能を備えたwebサービス、gkctfsystemの開発をしている。具体的には、はじめRails+Vuejs(TypeScript)という構成を検討して、TypeScriptを使いこなすには時間がかかりそうなこと、Railsはサービスの規模に合わない(チーム内で使うだけなので)ことからFirebase Hosting+CloudFunctions+FirestoreとVuejs(JavaScript)という構成に変更。
[CTF] 毎週出て復習のサイクルを回す → SEC-Tとpicoの二つしか出れなかった。Pwn埋めも、復習も追いついていない。
[競プロ] 精進する → 精進できてない…水色になった(わーい)。緑に落ちてもまた上がればいいやという気持ちでがんばろう。習慣にしないと時間がとれないので、朝早く起きて競プロをする。
[開発] Rails+Vuejs → 構成を変更した。詰まることが多くてつらいけど成長を感じるのでよい。
[CSS Animation] 文字の研究 → 何もできなかった…
[受験勉強] センターをやる → センターをした

10月の目標

[開発] gkctfsystemにログイン機能とDBとやりとりするAPIサーバ(Cloud Functionsだけど)を追加。flag checkを行うサーバの導入を検討する(現状herokuやglitchなどでspinupが遅い問題があって、スケジューラを回すとかで対応するか、GAEにするか…)
[受験勉強] センター埋め(10年以上)、二次の模試に向けて傾向の把握と問題集埋め、英語をやる。
[CTF] 模試があるけど、SECCON CTFに出る。Pwn埋め。
[競プロ] 朝にまだ解いていない400以上をやる。
[CSS Animation] 素材づくりをする。
[Misc] 本を買ったので読みます。

考えたこと

 こうしてみると思ったより一か月でできることは少ないんですね。特に開発に時間を割いていた気がします。今まで、「これが作りたい!」という欲求があまりなかったけれど、CTFを通して簡単なシステムが作りたいと思うようになり、開発へのやる気が湧いてとてもいい感じ。そのうち競プロのオンラインジャッジを作ってみたい。
 作りきる方向に舵を切る、と決めて、実際激ヤバ構成でもなにかを作って動かして(チーム内だけだけど)人に使ってもらったのはとてもよかった。自分の作ったものを使ってもらえるというのはすごいことだなあと感じた。
 あと、今までJavaScript書くときは何も入れずに素で書いていたので、環境を整えてみるとprettierすげえ、などの感動があった。

今年も残すところ4ヵ月となりました

 これは自分用メモです。
 東大でうにゃうにゃの話が多くの人に見てもらえて、ビビッて何も書けなくなってしまった。でもさすがにもう誰も見ていないと思うので、ここにそのときそのときの思考を残していこうと思います。自分用であっても、よそ行きの形にきちんとまとめることは大切だと思うので。

人生

 地元の大学に通いなおすことを親から許されました。もう親に申し訳ない気持ちでいっぱいです。東大でうにゃうにゃの記事のおかげでいくつかの会社から声をかけて頂きました。ただ、自分としては日常生活に支障はないけれど仕事の負荷に耐えられるか当時は微妙だったので、すべて断ってしまいました。今は元気になってきたので、もし今声をかけられたら受験終わった後にインターンに行きますと返事をしていたかもしれませんが、人生はタイミングがすべてです。まさかあんなに多くの人に見てもらえるとは思ってなかった。ただ今は機械学習をやっていないので、本当に需要のない存在になってしまっています。
 大学に進みたいと親にお願いしたのは、プログラミングをはじめて間もないのに就職できるだけの自信がなかったからです。未経験でもソフトウェアエンジニアになれる!みたいな話はよく聞きますが自分にそれができるとは思えませんし、うーん、それほんまかと思ってしまいます。プログラミングの諸概念、難しくないですか…情報科学もある程度必要だし、フロントエンドにせよ、バックエンドにせよ、覚えることが山ほどあり、正直無理だと思いました。
 あとは、ここで就職して職を失って故郷に戻ったときなどいろいろな最悪ケースを考えていくと、学位を持っていないのと持っているのとでは人生で放り出されたときに生きていくための手段が変わってくるという理由です。もしできるなら、親に迷惑をかけても大学に通いなおす方が後々迷惑にならないかもしれない。これは逃げで言い訳なんだろうなーと思いつつ、真剣に考えた結果なので親に感謝しながら精進を積んでいくつもりです。

機械学習

 今は機械学習をまったくせずに、とにかくいろいろ自分の興味のあるものを触っています。元々は、機械学習からプログラミングをはじめて、kaggleのdiscussionをpythonに翻訳できない、kernelを写経してもなにをしているのか全く分からない状態だったので実装力をつけて再挑戦しよう、という気持ちで競技プログラミングをはじめました。当時はforやifができるか…?くらいのレベル感だったのでこの選択は正しかったと思います。Twitter競技プログラミングをしている人々を見て、すごい人が多いなぁ、なんでもできる人が多いなぁと思い、競技プログラミング以外にも興味が広がっていきました。結果実装力を高めて機械学習をはじめるコースから見るとあきらかに回り道をしてしまっています。迷走している感じがして振り返るとつらい。
 kaggleで挫折を感じたときは、実装力が足りない、情報科学とプログラミングをがりがりかける能力が足りないという風に考えていました。でも今競技プログラミングやいろいろ興味のある分野を学んでみて、自分に足りないものは「文章や数式で書かれた複雑なアルゴリズムを理解してコードに落とし込むこと」「それを動かす環境を構築してアルゴリズムの有効性を検証すること」だと感じています。有名なアルゴリズムを覚えるというより、複雑な手順をスッとコードに落とし込む能力みたいな。もう少しこの能力を身につけてAtCoderで水色になってからkaggleに再挑戦したい。

これまで興味を持った分野

 現時点で興味のある分野を列挙します。
[競技プログラミング] 水色になりたい!最近まったく精進できてないので自分しっかりしてくれ…
[CTF] とても楽しい。こればっかやってる気がするけど一向にうまくならない。つらいね。でも場数を踏んで復習する、続けること、時間をかけること、でモチベーションを保ったままだんだん強くなれると思っています。
[Rails] 普通に難しくて何も作れなかった。これ初心者でやる人はすごい。あと、何が作れるのか、作りたいものは何かが見えなくて苦痛に感じてモチベーションが低下したのもあきらめた原因だと思う。最近作りたいものができたので再開する機運が高まっている。これは、いろいろな分野を見てこれはなにができるのか?ということが少しずつ分かってきたおかげだと思う
[CSS Animation] サマーウォーズをモチーフにしたCSS Animationを8月頃に公開した。自分の中で唯一作りきった感覚がある。たくさんいいねもらえてうれしかった。今はひたすらMVとか見て自分の好みの表現を集めている。Violet EvergardenをモチーフにしたCSS Animationが作りたい…作りたい…!
[Rust] 優先度で後回しになっている。
[Javascript] 非同期、同期が理解できてきた。Vuejsを始めた。VuePressで競プロの自分用メモを書くためのブログを作っている。(webpackの理解とかに時間かかったけど、VuePress自体はとても簡単でびっくりした)
[Linux] 自分には難しい。楽しいんだけど、本質的な理解にたどり着けてない感覚があってうーん…CTFでコマンド操作に慣れた。30日OS本をやりたいのだけれど、優先度で後回しになっている
[バックエンド] ISUCONに出てみたい。競技の形をしていると楽しく学べる気がする。今のところ記事を読むだけで過去問を動かすことすらまだできていない。

 こうしてみると競技プログラミングCSS Animation→CTFという感じの流れで時間のわりに大したことができてなくて焦る。

これからと、なんかいろいろ考えたこと

 全体的に迷走しているので、今年もあと少しだし、「作りきる」方向に舵を切っていこうと思います。具体的にはRailsとVuejs、あとJavaScriptあたり。それと、競技プログラミング
 CSSは息抜きにして、やることをもう少し絞っていきます。一か月に一個くらいしかできないので、Rust, Linux, バックエンドとかはもう今年はあきらめる。
 やりたいことをやっていくと、自分の手の届く範囲しかやらないという現象が起こる。これに今とらわれているので抜けだしたいです。
 だんだん周りが見えてきて、自分はそこまで賢くないということが分かってきた。どうやって生き残るかというと、やはり機械学習バブルのような場所を渡り歩くというか、誰もができるわけではなくて評価が甘くなりがちなところで勝負を仕掛けていかないと生き残れないという危機感が大きい。
 あと受験。正直これから受験にシフトするからあまり精進積めない気がする。東大じゃないから大丈夫だろ、と思って痛い目を見るのはとても悲しいので、油断せずにきっちり詰める。

 精進あるのみ。がんばろう。